ホンダ/フィット『防錆処理施工(フルコート)』
カービューティープロ沖縄 名護東江4丁目店の富濱です。
今回の防錆処理は、お客様の要望で「錆を転換剤で処理してから防錆剤を塗ってほしい」という依頼でしたので、その様子をお伝えします。
ENEOSで取り扱っているサビ転換剤です。
以前にも『空港の特殊車両【フードローラー車】錆止め施工』で似た商品を使用しました。
今回の記事の最後に、そちらの記事もご紹介させていただきます。
サビ転換剤は、金属の錆(赤錆)を(黒錆)に変化させる優れものです。
黒錆は、『良性の錆』とも呼ばれ、金属の表面に形成されると赤錆を抑える効果があります。
こちらは、タイヤを外したフロント前のタイヤハウスの画像です。
タイヤハウス内のカバーを外した、ドア側です。
同じくフロント側です。
見て分かる通り、カバーが付いていても錆は徐々に進行します。(赤い矢印の所)
後ろ側のタイヤハウスです。
こちらもカバーを外したら、やはり有りました(赤い矢印の所)
普段あまり見ることがないアンダー部分の、カバーを外した状態です。
丸い穴の所に錆が発生していました。
画像は、転換剤を塗った後です。(少し黒っぽい紫色になっています。)
こちらも同じ状態です。
ボンネットです。
汚れを除去し、転換剤を塗布完了しております。
フロントバンパー側のフレーム部分です。
こちらも、転換剤まで塗布完了です。
転換剤が終了し、次に防錆剤を塗布するために養生に入ります。
細かく、養生していきます。
ドアのセンサーも外して養生します。
トランク側の汚れを除去してから、養生していきます。
さぁ、養生が済んだら防錆剤を塗布していきます。
上の写真は、防錆剤を塗布する為の機材です。
ノズルを上手く使い分けて使用します。(短い物は手前の箇所に使い、長いノズルは奥の方で特に手や機材が入らない箇所に使用します。)
防錆剤の『WAXOYL』です。
WHITE(半透明)とBLACK(黒)の2種類です。
塗布開始!
蝶番を中心に塗布していきます。
ただ塗布すれば良いというわけでもありません、錆が発生しやすい箇所を考えながらやっていきます。
こちらは、センサーを外した所から内部に流し込んでいるところです。
沖縄は海に囲まれた環境で、風や雨は塩分を含んでおり、雨の日に道路を走行すると塩分を含んだ雨水や泥を車が拾います。
錆から愛車をガードする為には、定期的な防錆処理を推奨しています。
塗布完了後、養生テープを取り除き洗車してから、お客様にお車を引き渡します。
いかがでしたでしょうか?
『防錆施工』本当は、2~3年に1回の施工がベストと思われます。(車の保管状況にもよります。)
冒頭で少し紹介しましたが、以前に同じ商品を使用した施工内容の記事がありますので、ご覧ください。
何か気になることがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
記事担当:カービューティプロ沖縄 富濱