こんにちは、カービューティープロ沖縄の富濱です。
今回は、新しく導入しました、ウィンドリペア『G-PRO Window Repair』の研修を受けましたので、皆さんにガラスにキズが付いてしまった時のための対処方法をご紹介したいと思います。

研修の様子も紹介しながらウィンドリペアについて書いていきますので、よろしくお願いします。
まずは、機材の確認とウィンドリペアのための基礎知識の研修です。
■ 自動車のガラスの特徴
・フロントガラス(全面)は安全基準上『合わせガラス』(割れても飛び散らない)
・サイドガラスの基本は『強化ガラス』、しかし最近は防犯・遮音・UV/IRカット目的で合わせガラス採用車が増加中
・リヤガラス(後面)の多くは『強化ガラス』、一部の車種では安全性・遮音性のために合わせガラスを採用
ウィンドリペアは、合わせガラスが対象になります(強化ガラスは不可)。

ウィンドリペアとは、「フロントガラスに発生したトラブルを補修(リペア)する技術」です。
飛来物による『割れ』や『欠け』を補修します。

こちらは今回使用する機材です。

ウィンドリペアの工程は10ステップあります。
ステップ1
■ 割れや欠けの状態の確認
・衝撃点が5mm以内
・破損範囲が500円玉の大きさより小さいこと
この2点を確認します。

ここで、同じ写真を使って用語の説明をいたします。
衝撃点・・・真ん中の傷の部分を言います(矢印の部分)、ここが5mm以内かを確認します。
破損範囲・・・衝撃点を含む破損の範囲です。
写真の破損範囲は500円玉ぐらい(約2.2cm程度)(赤丸で囲っています)です。これより大きいと作業が難しいです。

ステップ2
■ 衝撃点のドリル補正(慎重に丁寧に)
両手でしっかりと持たないとドリルが暴れて大変なことになります。

ステップ3
■ 器具の取り付け
鏡を車内側から取り付けます(これから取り付ける器具の位置が当たっているか確認するため)。

■ 機材にレジン(特殊樹脂)を入れて設置
ステップ4
■ 機材のハンドル部分を半時計周りに動かし減圧(真空)
ハンドルが長い状態です(外側に出ている)。

只今、減圧中(真空)。

■ 機材のハンドルを右に回し(加圧)レジン(特殊樹脂)を注入(機材のハンドルが内側に入っている)
★何回か減圧(真空)と加圧(注入)を繰り返します。

ステップ5
レジン(特殊樹脂)がキレイに入ったことを確認したら、■ 特殊UVライトによる仮固め(UV照射でレジンを固める)

ステップ6
■ 機材を取り外す
ステップ7
■ 仕上げレジン(特殊樹脂)で仕上げ処理
ステップ8
■ 特殊UVライトによる本固め(只今の画像)

余分にレジンが付いてガラスに段差があります。

ステップ9
■ 余剰レジン(特殊樹脂)の除去(ブレード(刃物)を使用)

ステップ10
■ 衝撃点の艶出しクリーニング
研磨剤とコルクを使用し、表面を研磨で仕上げて完了です。

完成です。(上の写真は拡大しています)


最初の画像と比べてみましょう。
最初の破損範囲が500円玉(約2.2cm)ですのでサイズ感を合わせてみました。ご覧ください。
随分と小さくなりました。
【PROウィンドリペアよくある質問(Q&A)】
Q1.
どんなキズでもリペア(修復)できますか?
A1.
.基本的に500円玉よりサイズのキズであればリペアが可能です。
ただし、キズがフロントガラスの端から10㎝以内にある場合は、走行中の振動などでキズが伸びるリスクが高いため、まずは事前に店舗へご相談ください。
Q2.
料金は、どのくらいかかりますか?
A2.
純正品のガラス交換費用は約20万~30万ぐらいかかりますが、ウィンドリペアだと約3分の1から5分の1程度に抑えることができ、非常に経済的です。
Q3.
作業時間は、どのくらいかかりますか?
A3.
キズの状態や難易度にもよりますが、通常は30分から1時間前後、難しいキズでも1時間~2時間程度で完了します。
短時間で修復できるため、基本的にお車をお預かりする必要もありません。
Q4.
修復した跡は目立ちますか?
A4.
ガラスと同じ屈折率を持つ特殊樹脂(レジン)を真空状態で注入するため、施工後はどこを修復したのかわからなくなるほど視界が良好になります。
ただし、キズの種類(複合キズやロングクラックなど)によっては、多少の施工跡が残る場合もあります。
Q5.
リペアをすれば車検に通りますか?
A5.
はい、車検に対応しています。
フロントガラスにキズがあるとそのままでは車検に合格出来ませんが、リペアを行うことで必要な強度を保持し、車検に適応させることができます。
最後に、ウィンドリペアは、「高額なガラス交換をしないで済む可能性があること」が、大きなメリットです。
そして、「時間も1時間程度でリペアができる」ということも。
今回はウィンドリペアの研修の様子と修理方法や質問についてまとめてみました。
もし、ガラスに何かが当たっても慌てずに、当店に気軽にご相談ください。
記事担当:カービューティプロ沖縄 富濱
